ご利用例
 
DelPlotは図形エディタ、ビュアーとしての基本機能を持っています。
さらに機能を拡張することで利用方法はきめ細かく広がって行きます。
その利用方法の一例です。
 

Case.1

プラグインを活用して目的の機能にカスタマイズ

 

DelPlotはVer.1.9 からプラグインを利用可能になりました。
プラグインは入力ファイル 出力ファイルの種類を増やすインポート・エクスポート以外に、データ登録してグラフ軸、等高線図(コンター)を自動生成などの定型機能を描画するサプライエディタを使い易くする・機能を増やすサプライ、アクションなど様々な機能をDelPlotに追加します。


プラグインを公開しているサイトから入手、もしくはプラグインの作成

DelPlotに組込み

目的の機能として利用


プラグインはSDKとして作成方法とサンプルが公開されていますので、ユーザー側でプログラム構築、追加する事でDelPlotをお好みの動作にカスタマイズしていくことが可能です。


また、データの集計方法を考える 表現方法を変えてみる といった試行錯誤をする事もプラグインを新たに追加する 切り替える だけで可能です。

 同じデータであっても

分布図

 
相互に切り替え

コンター図

 という表現の変更や、
 
 同じ折れ線や棒グラフを表示する機能のプラグインでも

折れ線(データ値)

 

普通に 棒グラフ表示 していたモノを

折れ線(データ値)

フィルター用プラグインで集計して

最大・最小・平均値、ピーク、
階層別個数など計算・表示

 という 集計方法の変更 でデータの見方を変える事もプラグインの追加・切り替えで可能になります。


このプラグイン機能を発展させると、
DelPlotのメニュー表示をカスタマイズし、プラグインで機能を補足することでオリジナルのアプリケーションの外観・動作を短期間で作成も出来ます。サイトに公開されている既存プラグイン活用する事でプログラム構築が必要な部分を減らす事が可能です

たとえば、CAD 市販のツールで必要な機能を手に入れられない といった時

  • データの入力部は既存プラグインを活用
  • データの編集はDelPlotの図形編集機能を利用
  • 市販のCADにはない特殊な機能はオリジナルのプラグインを作成
 と、必要最低限の手間で 欲しい機能 を構築できます。(作成依頼はお問い合せにて ご依頼ください)
ダウンロードコーナープラグインSDKガイドを掲載、SDKの入手が可能です)



 

Case.2

スタンダードにカルコンプ形式データファイルを作成。DelPlotで図面出力

 

DelPlotはVer.1.9 よりエディタ機能が追加されました。このためストレートに必要な作図をマウスで行う事も可能ですが、データをテキストファイルで持ち、そのデータ形式もプログラムで生成しやすい事が特徴です。

たとえば、計算結果画像にコメント添附。

日本地図は経緯度座標データからDelPlotのデータ形式をプログラムで作成。

DelPlotのエディタを立ち上げてコメントを好みの場所に追加 という作業も可能です。

これは厳格に位置(座標)指定が必要な作図はプログラムで生成。出来上がった画像への仕上げ等ヒトのデザイン感覚で配置するものはエディタ機能でコメント付けという使い分けを提供します。


また、DelPlotはテキストファイルにて作図制御するため、プログラム言語によってはグラフィック描画環境が無い もしくは扱い難いという所へ 「テキストファイルに文字で命令を出力できれば自由に作図できる。」利便性を提供します。  計算プログラム専門というところ等には最適です。

FM A4 PO  1 -1
NP   1
PT  1  4
PY   6
PY   92.00   93.00
PY   80.00  100.00
PY   80.00  111.00
PY   92.00  118.00
PY  104.00  111.00
PY  104.00  100.00

  :


BMP, JPG, WMF, EMF


PNG,  GIF,  AVI,  PDF

Fortran計算プログラムなど

カルコンプ形式ファイル

DelPlotで各種画像ファイル化
またはプリンタ出力


技術計算やシミュレーションのプログラミングがメインで、プリンタや画像ファイルへの作図はツールに任せたい所へお勧めです。(ダウンロードコーナーにFortran77、Cライブラリ&サンプルを掲載)
 
特殊なプログラミング知識の必要もなく、出力物のバリエーションを増やせます。



 

Case.3

大量の画像ファイルを同じサイズもしくは拡大率で一括して変換

 

航空写真など大きな画像を扱う場合や大量の画像を同じ方法で画像処理したいけど、業務に最適なアプリが無くて同じ作業を何百回とこなす事に不満はありませんか?
DelPlotの コンバートモードを使用すると複数のファイルを同じサイズ(W*H)、もしくは拡大率(%)を指定して一括変換する事が可能です。また保存するファイル形式も変更する事が可能です。

大量の画像ファイル

DelPlotにドロップ、一括縮小

1操作ですべて処理


ファイル数が数千に及んでもDelPlotに一括ドロップ、変換ひと手間ですべて処理できます。


 

Case.4

オリジナルプログラムから内部呼び出し。出力ファイルを読み込んで画面表示

 

DelPlotは単体でアプリケーションとして利用する方法のほかにDCOM(Distributed Component Object Model)機能があります。この機能を利用すると DelPlotの動作を遠隔操作する事が可能なため、ユーザーのオリジナルプログラムの一部のように操作が可能です。
またはコマンドライン オプションを利用してWindowsのデスクトップに表示しない状態で画像生成だけを実行させる利用方法もあります。

(ダウンロードコーナーにVisualBasic6、Delphi6ライブラリ&サンプル、DCOM ガイドを掲載)

オリジナルプログラム

DelPlotを裏実行

画像取り込み・表示


各プログラム言語に用意された描画ライブラリの限界を超える表現力の実現。もしくは画像の画面表示と画像の作成処理を分ける必要のある場合に最適です。
 また、インターネットなどの分野にも、サーバーに置くコンテンツ画像表示ツールとして、もしくはクライアント側のファイルデコーダーとして利用可能です。


Case.5

ヒトの作った作品のデータを見て、CGの書き方を学ぶ

 

ラスタデータ(BMPやJPG)の画像ではその画像を作成した手順が読み取れない。という事が起こります。
作画方法を隠すという事であれば問題はなくても、作画方法を伝えるという媒体には不向きです。
それこそ書籍や動画で手順を紹介する以外にないかもしれません。

DelPlotのデータはベクトルデータのため作画内容は全て『座標』として記録されています。かつテキストであるためデータの中を読み取ることは容易く、画像の作成手順をヒトに伝える用途にはうってつけです。ベクトルデータ。その利用範囲はまだまだ未開拓です。

また、デザインツールとしても DelPlotは今後もその性能を上げていきます。


FM A4 PO  1 -1
NP   1
PT  1  4
PY   6
PY   92.00   93.00
PY   80.00  100.00
PY   80.00  111.00
PY   92.00  118.00
PY  104.00  111.00
PY  104.00  100.00

  :

インターネットから
データをダウンロード

カルコンプ形式ファイル

データの構造を把握、
画像の作成手順等を習得


 
学校など教える事が目的の分野ではベクトルデータのあり方は用途に適しています。


DelPlotの特徴は何といっても扱いやすいベクトルデータ。
アイディア次第で、その用途はどんどん広がります。